バーチャルレストランというものをご存知でしょうか?名前から考えると仮想空間上の店舗?や実態をともなわない店舗?と予想できそうです。またウーバーイーツとも関係があるようです。番組を見た人からは詐欺なのではないか?という声もあるようです。朝の情報番組スッキリで特集されたようです。今回は、バーチャルレストランは詐欺なのかについてスッキリの番組から調べてみました。
バーチャルレストランとは?
【ラブライス】
コロナで需要が拡大したデリバリー業界。しかし中には1人で8つの「専門店」を名乗るゴーストレストランや、「オムライス専門店かと思ったら実はラブホテルのキッチンで作っていた」なんていうお店も。Uber時代の新たなマーケティング手法として注目を浴びた#クソ物件オブザイヤー2020 pic.twitter.com/IcGPpmr3w3— PM君 (@wXvG8M) November 19, 2020
文字通り、実際に店舗がない仮想空間上での店舗のことです。
番組では、店舗の外に変わった看板が出ていてるお店を紹介。そこには1店舗しか存在しないの
に14店舗もの名前がずらっずらっと書かれています。
「ウーバーイーツ配達員の方へ」「上記店舗はココです!」と書いてある、見るからに不思議なお店を取材していました。
このお店自体は本業は居酒屋のようで、店舗内のキッチンの人員は2名。
店内にはお客さんは今のところゼロ。
しかし、14店舗分のお店も兼ねているので、注文はウーバーイーツ経由で随時入ってき
ます。そして2名で十分対応できていました。
何がバーチャルかというと、その場所には実際に存在していない、
(=あることはあるけどリアルに14店舗が入っているわけではない)という意味からとっているようです。
しかし、これはあくまでも良い言い方をすればということで、一方ではゴーストレストランという
言い方をする場合もあるようです。
ウーバーイーツとの関係は?
ゴーストレストランの特集か‥……いつからバーチャルレストランなんて名前ついたんだ?🤔 pic.twitter.com/3zRj8hMoI1
— nagare@UE東京 (@nagare_ubereats) October 1, 2020
物は言いよう。バーチャルレストランってい言うと新しい感じするよね! pic.twitter.com/pPN1Do3LX8
— ザック (@hidetokazu) August 15, 2020
実際は1店舗なのに14店舗を運営するということは、もちろんリアルでそれだけ行うのは不可能
です。
その為、ウーバーイーツなど、デリバリーと組み合わせての営業方法になるようです。
少ない人数で効率的にお店を運営していくという方法は、デリバリー需要が増えているまさに、
コロナ禍の今の時代にマッチしたビジネスモデルといえそうですね、
ただし、お店側としては顧客情報が得られないというデメリットもあります。
バーチャルレストランは詐欺なのか?
14店舗はそれぞれを専門店という形で運営しています。
今回のお店だと、
①からあげ専門店 あげた
②丼専門店 どんぶりマニア
③野菜研究所 パワーサラダ
④カレー専門店 毎日カレー
⑤ハンバーグ専門店 ~
⑥汁なしラーメン ~
⑦握り寿司専門店 ~
⑭クリスピー テキサスチキン
等。
消費者は注文する時は専門店だと信用して注文をしているのですが、
実際は、居酒屋のメニューの一つを専門店の商品として売っているところが詐欺ではないかというように考える人が多いようです。
ウーバーイーツで複数の専門店を騙っていながら実は専門店でも何でもなくて全部一つの店でアルバイトが作っているという詐欺だと思ってたんだけど、それをバーチャルレストランって堂々と言い切っちゃうのってすげえな。
倫理観とかすっ飛んでる感じ。— ものぐさ (@monogusa802) October 1, 2020
バーチャルレストラン、、
居酒屋が
唐揚げ専門店、サラダ専門店、って専門店をうたってUberに店舗出すって、詐欺じゃん?
専門店じゃなくて居酒屋じゃん。#スッキリ
— ☺︎はんちょー@青組 (@sikakuianoko) October 1, 2020
居酒屋でバーチャルレストランで専門店とか名乗って何店舗もやるのただの詐欺だからな???開き直るな
— えーや(カスキング) (@LoL_Eiya) October 1, 2020
お、この店はから揚げに特化してから揚げだけ売って店の経営が成り立ってる専門店なのか!美味いに違いないな! と思って注文しても、
実際は居酒屋の1メニューに過ぎないものが届くわけでしょ?
詐欺みたいなもんだな#バーチャルレストラン— みやや (@Joker_miyaya) October 1, 2020
まとめ
このように、商売をする側からすると、人件費も抑えることができ、実際の店舗にお客さんが来店していなくても定期的に注文が来るため、安定した営業ができるというメリットがあります。さらに店舗がなくても、キッチンさえ用意すれば、デリバリー専門の業態として、事業をおこなうことも可能です。
一方、利用する消費者からすると専門店だと信用して注文しているのにもかかわらず実際はその店の一つのメニューに過ぎないと知ったらがっがりしますし、詐欺?と言いたい気持ちも良く分かります。
まだ具体的に何かで取り締まられたという事例はありません。ただし、専門家の意見としては景品表示法に抵触する可能性はあるそうです。
現状かなりグレーな業態かもしれませんがその辺を理解した上で利用するのがいいと思います。
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